現代的なセントラルヒーティング   

2010年 07月 08日

セントラルヒーティングは、1か所の熱源装置(ボイラー)を設置し、熱を暖房が必要な各部分に連れていって暖房方式である。全館集中、中央暖房とも呼ばれている。 日本では石油(重油)ボイラーが大幅に利用されていて、建物の種類や規模(民家等)は、ガスボイラーへの供給方法もある(灯油が安く、北海道などの寒い地域を除く)。このボイラー熱水を沸かして循環ポンプは、各部屋に循環する。各客室内にはラジエータと呼ばれる放熱器が設置される。各部屋に設置されているラジエータは、一般的なストーブほど高温にならないので、やけどや火災の危険性が少なく、ラジエータ自体の燃焼ガスの供給が全くないので安全性に優れている。一方、設置時に大々的な工事が必要、初期費用がかかる場合が多い。 朝鮮半島や華北地方では古くから使われてきたオンドルとロシアのペチカが発祥である。オンドルの床下を煙道にするのが床暖房をしていた一方、ペチカは壁内を煙道、全館暖房を実施した。一種の温風セントラルと呼ぶ。 古代ローマでも、ハイポコーストと呼ばれるシステムがあった。 現代的なセントラルヒーティングの歴史は、欧米のである。 20世紀初頭から欧米の都市ガス、電気、水道などの供給と、蒸気の供給も行っている。最初に、この蒸気は、発電の副産物であり、発電所が供給していた。緯度的に北に位置し、ヨーロッパの都市では、町ぐるみの暖房と給湯に取り組む必要があったので、このような施設ができた。 この蒸気を各戸ごとに分配するシステムが中央暖房であり、ビルなどの建設の際に事前に地下の蒸気温水を熱交換するボイラーが設置されて温水が作られた。温水はビル内のあちこちに分散して暖房や給湯を作っていたのだ。 日本の都市は、蒸気の供給をしているのは、今も北海道の一部都市に限られる。 現在の日本の中央暖房方式は、温水暖房と温風暖房に分けられる。
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# by ralphralphralph | 2010-07-08 16:38